PPP/PFI事業とは?
公営団地や公園、使われなくなった学校など、身近な公共施設の多くが、今、大きな転換期を迎えています。建物は古くなり、利用する人が減り、地域のつながりも弱くなっている一方で、自治体だけで建て替えや管理を続けることは、財政的に大きな負担となっています。
そこで注目されているのが、PPP/PFIという官民連携の仕組みです。行政と民間企業が協力し、民間のアイデアや技術を活かすことで、限られた予算の中でも、使いやすく、地域に開かれた施設へと生まれ変わらせることができます。
小雀建設は、公営団地や公園などの再生において、官民連携の最前線に立ち、地域の未来を支える施設づくりに取り組んでいます。
PPP
Public Private Partnershipの略称で、行政と民間が連携して公共事業を進める方式です。民間企業のノウハウや技術を活用することで、限られた財政資金を有効活用し、行政の効率化を図ります。
PFI
PPPを実現するための代表的な手法の1つ「Private Finance Initiative」の略称で、民間の資金・経営力・技術力を活用し、公共施設の整備・運営を効率的に行う官民連携手法です。
公園をはじめ、多くの施設で
PFI事業の代表企業として選出
国や自治体が設置する学識経験者や専門家で構成された審査委員会が、民間企業の技術力や事業遂行能力、提案内容を総合的に評価します。その審査結果を踏まえ、事業者が選定される点が、PFI事業の大きな特徴です。小雀建設は、公園をはじめとする多くの施設整備において、PFI事業の代表企業として選出され、設計・施工から維持・運営まで、官民連携の中核を担ってきました。PFI事業は、公共施設の整備と運営を通じて、地域企業の参画や雇用の創出を促し、地域経済の発展にも寄与する取り組みです。
地域に根ざした建設会社として、小雀建設は、施設整備を通じた地域経済の発展と持続可能なまちづくりに貢献していきます。
【事例】大浜公園再整備(静岡市大浜公園)


昭和5年から市民に愛されてきた大浜公園プール。老朽化が進む中、小雀建設はPFI事業としてリニューアル工事を手掛けました。歴史ある施設を次の世代へとつなぐ責任。それは単なる建設工事ではなく、地域の記憶と未来をつなぐ仕事です。完成した施設が何十年にもわたって暮らしを支え続ける。その礎を築く責任とやりがいが、この仕事にはあります。


